「いつかやる」は来ない|たった一度きりの人生を無駄にしない考え方
人生・生き方皆さんは「時間が有限」だと考え、自分がやりたい事を「今はまだその時じゃないから、いつかやろう」と思ってしまっていませんか? しかしその考えは少し、イヤかなり危ないです。 ”その時”を待っている間にあなたが生きている保証はありますか? 明日事故に遭ってしまうかもしれません(縁起でもない事を言ってすみません)
でもそのくらいの気持ちや覚悟で生きた方が、一度きりの人生をゼッタイ楽しめます! なぜそう言い切れるのか? 毎日を「いつかやろう」ではなく「今やってみよう」と考えると必然的に後悔のない人生を歩む事ができるからです。
「いつかやる」と思っている人ほど行動できない2つの理由
1,「いつかやろう」と挑戦を諦めてしまう心理
「いつかやろう」と思ってしまう人は、”時間が無限”にあると勘違いしてしまっています。しかし、皆さんもお分かりだとは思いますが、時間というものは刻一刻と過ぎて行ってしまうのです。
ですから、工夫をして”時間を可視化”しちゃいましょう。やり方は簡単。ご自身のスマホのApp Storeで、『My TimeLeft』というアプリがありますのでそれを使えば時間を可視化することができます。
2,「できる・できない」で人生の判断をしてしまう
いきなりですが、ノセボ効果と自己効力感という言葉をご存知でしょうか? 端的に説明すると、ノセボ効果は「これは自分にはムリだな」と強く思い込んでしまい挑戦を諦めてしまうのです。もし挑戦して失敗してしまったら、「やっぱり自分にはムリだ」と勝手に解釈してしまう。
一方”自己効力感”とは、「できる可能性はあるからとりあえずやってみよう」と思い込んでやってみると、上達する機会が増えて実際にできるようになる可能性が高まるという事です。
中には、「思い込みだけでうまくいくんだったら、そんなに苦労はしない」と思った方もいると思います。確かにおっしゃる通りです。しかし、現在の心理学では、「思い込みは結果を左右する重要な要因だ」と考えられているのです。

ここでちょっとした、小話
この【自己効力感】という言葉の生みの親は、
心理学者の”Albert Bandura”さんという方です。
人生は一度きり。時間は有限。
・明日が来る保証はない
どうしてか人は、『自分には明日が来る』と信じている。 イヤ、まずそんな事考えもせずに生活している人がほとんどです。ではどうしてか? それは脳が、普段ほとんど変わらないことは「前回と同じ」とみなして処理を簡略化するからです。いわば、「省エネ」の働きです。
しつこいようですが、”明日が来る保証”はどこにもありません。それは、他人から家族まで平等です。 すなわち、誰かに伝えたいこと(ありがとう・ごめんなさい・好き)は『伝えたい』と思ったらその場で伝える事が大切です。 そういった習慣を少しずつ取っていけば、自然と後悔しない人生が送れるはずです。
・人は時間を軽視してしまう
「時間は大切」と誰もが理解しています。それでも、つい動画を見続けたり、先延ばしをしてしまうのは、意志が弱いからではなく、人間の脳には、時間の価値を実感しにくい性質があるからです。
ある心理学者の Walter Mischel が行った【マシュマロ実験】です。
この実験では、子どもの前にマシュマロを1個置き、「今すぐ食べてもいいけれど、15分待てば2個あげます」と伝えました。 結果は、多くの子どもが待てずに食べてしまいました。 なぜでしょうか。
理由は単純で、「今すぐ食べられる1個」の価値が、「15分後にもらえる2個」よりも魅力的に感じられたからです。

実は、大人も同じ傾向があります。「今日30分だけ動画を見よう」
「明日から勉強しよう」
「来週から運動しよう」 こうした選択をしてしまうのは、未来の利益よりも、目の前の快適さを優先するよう脳が働くためです。
つまり、人が時間を軽視しているように見えるのは、時間が重要ではないからではありません。脳が「未来の価値」を実際よりも小さく感じる性質を持っているため、限りある時間の価値を過小評価してしまうのです。 『今、私時間を軽視してるかも』と思ったらこの実験のお話を思い出して有意義な時間を過ごしましょう。
・年齢と共に失われていくチャンス
年齢とは残酷なもので、「いつかやろう」と思っていても、年齢の変化によって実行できなくなる可能性があります。例えば下記のような事が挙げられます。
『20代でバックパック旅行をする経験』
『体力が必要な登山やダイビング』
『両親と旅行できる時間』
このことについて詳しく書かれている本が、Bill Perkinsさん著者の『Die With Zero』です。Bill Perkinsさんはこれを、「人生にはタイムバケット(Time Buckets)がある」と表現しています。
つまり、人生は一つの長い時間ではなく、
- 20代だからできる経験
- 30代だから楽しめる経験
- 40代だから意味を持つ経験
というように、それぞれ「適した時期」が存在するという考えです。人生で一番若い日は”いま”です。このことを頭に入れてチャンスを失わずに生きて欲しいです。
やりたいことを「いつか」にすると後悔する3つの理由
1,「いつか」は予定ではない
人は「いつかやろう」と思うと、脳はそれを決断したこととして処理しがちです。 ですので、「いつか」と考えてしまうと、行動に移されることはほとんどなくなってしまうのです。
心理学では、目標は「いつ」「どこで」「何をする」と具体的に決めたほうが実行率が高まることが知られています。逆に、「そのうち」「時間ができたら」は先延ばしになりやすいのです。
「いつか」は卒業して、予定をめんどくさがらずに具体的に決めて実行に移していきましょう。
2,行動しない程「現状維持」が強化される
人は現状を維持しようとする傾向があります。どうしてか?それは、「変化にはリスクとエネルギーが必要だから」です。
例えば、 脳は体重の約2%しかありませんが、体のエネルギーの約20%を消費するといわれています。だから、慣れた行動を繰り返す省エネ活動をするのです。さらに行動心理学では、いざ行動しようすると脳が『損をするかもしれない』と感じてしまい現状維持にシフトチェンジしてしまうのです。
なのでまずは、”小さな行動”から始めることにしましょう。そうする事により脳が『これは危険な変化ではない』と判断します。 つまり、 それを習慣にすることで今度はそれが新たな「現状」に変化していくのです。
3,後悔するのは「やったこと」より「やらなかったこと」
心理学者の Thomas Gilovich と Victoria Husted Medvec が1990年代に行った「後悔」に関する研究です。
研究:「やったこと」の後悔
・株を買って失敗した
・思い切って転職したが合わなかった
・告白して振られた などの「やらなければよかった」という短期的な後悔は感じられます。
一方、⇓⇓⇓
研究:「やらなかったこと」の後悔
・留学しなかった ・挑戦しなかった
・好きな人に気持ちを伝えなかった ・起業したかったのに行動しなかった
などの後悔は「挑戦していたらどうなっていたんだろう?」と答えが出ないまま人生に残ってしまうため、長期的な後悔が感じられてしまうのです。

どうして挑戦しなかったんだろう~
つまりは短期的に、「やって失敗した」ことを後悔しやすい一方で、長い人生を振り返ると、「挑戦しなかった」「やりたいことを後回しにした」といった行動しなかったことへの後悔が大きく残る傾向があります。
そのため、「いつか」が続くほど、「あのときやっておけばよかった」という後悔につながりやすくなります。
今日から「いつか」を卒業する3つの行動習慣
①完璧を目指さず、小さく始める
「いつかやろう」と思う人ほど、「ちゃんと準備してから」「時間ができたら」と完璧なタイミングを待ちがちです。しかし、その日は絶対に訪れません。
大切なのは、最初から100点を目指さず、5分だけ・1ページだけ・1回だけといった小さな行動から始めることです。始めるハードルを下げることで、心理的な負担が減り、「意外とできた」という成功体験が積み重なります。
私は普段読書をするのですが、最初は完璧に一語一句読んでいました。しかし、完璧に読もうとするとストレスがかなりすごかったですね。そう感じてから、だんだんと読書が億劫になりまして私は一時期、読書を辞めてしまっていました。
”これではだめだ”と考えた私は、『1ページだけしか読まない!』と決め本に向かいました。それを何日か続けていたら、いつの間にか数ページ数十ページと読めるようになったのです。
ですので、自分のやりたいことやためになる事をしようと考えたらまずは、”小さな行動”から始めるが絶対に良いです。 ぜひ試してみてください。
②「いつか」を具体的な日にちに変える
「いつかやる」は期限がないため、気づけば何週間、何か月も先延ばしになってしまいます。だからこそ、”「○月○日に始める」「土曜日の朝10時に30分だけやる」”のように、具体的な日時まで決めることが大切です。
この「いつか」を卒業するのに必須といっても過言ではないアプリがあります。それは『To Do』という”やる事”を可視化する時などに使用する便利なアプリです。 指定した時間になったら通知がきてその”やる事”を「おっと~、やってやりますか~」と脳が切り替わるんですね~。
こういう工夫を取り入れるだけでも、先延ばしは十分減らせます。未来任せではなく、今日から自分で行動する日を決める習慣を身につけましょう。
③失敗ではなく経験を増やすと考える
「失敗したらどうしよう」という不安は、行動を止める大きな原因です。しかし、実際には失敗そのものよりも、何も行動しないことのほうが大きな損失になることも少なくありません。
大切なのは、結果ではなく「経験を積むこと」を目的にすることです。うまくいかなかったとしても、次に活かせる学びが得られれば、その経験は決して無駄ではありません。
私は最近川に行って魚釣りをしたのですが、何を思ったのかエサに”紅しょうが”をつけて釣りをしていました。 調べて分かったことなのですが、魚は”刺激臭”や”強い酸味”が苦手のようです。案の定魚は一匹も釣れずに私の休日は終わりました。
この経験を得て次は、その川に住んでいる川虫という虫を捕まえて川釣りをしていこうと考えました。その方が川魚も食い尽くし何しろ無料でエサを調達できるからです!
このように何度も失敗をしている私は、挑戦と改善を繰り返しています。「失敗=経験が増えた」と考える習慣を身につければ、新しい一歩を踏み出すハードルはぐっと低くなり、「いつかやる」を卒業しやすくなるでしょう。
まとめ|”いつかやる”を「今日やる」に変えよう
人生は、たった一度きりです。
それなのに私たちは、「時間ができたら」「もう少し準備ができたら」と、自分のやりたいことを後回しにしてしまいがちです。しかし、その「いつか」が訪れる保証はありません。
大切なのは、「できる・できない」で判断するのではなく、「本当にやりたいかどうか」で決めることです。
失敗はやり直せても、過ぎた時間は戻ってきません。だからこそ、小さな一歩でもいいので、今日から行動を始めてみてください。
未来の自分を変えるのは、明日ではなく「今日」の選択です。
「いつかやる」を「今日やる」に変えたその瞬間から、あなたの人生は少しずつ動き始めます。限りある時間を大切にし、自分らしい人生を歩んでいきましょう。




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